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六十七日目の朝が来た
今日は北方での作戦もある、気を引き締めて行こう
まずは第一執務室へ向かう
部屋には、いつもの様に第一艦隊が揃っている
磯波と白雪が、掃除をしてくれていた
いつも、ありがとうございます^^
第一艦隊に、雷撃戦練習の命令を出す
みんな元気に、部屋を出て・・・
何だか、初雪が残っている
どうしたんだ初雪、体調でも悪いのか?
初雪「いやぁだ、触らないで・・」
何だか機嫌が悪い様だ・・・何故?^^;
そう思っていると
初春さんの手料理、美味しかった?
凄い形相で俺を睨んで聞いてきた
え? あ、うん、美味しかったけど・・・
俺が口ごもると
あっそ・・・#
と言って部屋を出て行った・・・
何なんだろう?^^;
ともかく全員出て行ったし、第二艦隊に通信しよう
まずは、編成を少し見直す
旗艦 ・綾波 二番艦・天龍 三番艦・曙
四番艦・龍田 五番艦・吹雪 六番艦・皐月
耐久と防御の高い天龍に、危険な二番艦を任せる事にした
天龍が、おう、任せときな! と威勢の良い返事を返す
では第二艦隊、北方第一海域に出撃!
綾波「抜錨！出撃です！」
綾波の号令で
みんな気合を入れて、出撃して行った
暫らくすると、曙から資源発見の報告が入る
敵の資源はドンドン頂こう、回収を命令
更に暫らくすると、敵潜水艦、感知!
と綾波から連絡が入る
単横陣、対潜戦用意! 俺は素早く命令を出す
敵潜水艦は3隻の模様、爆雷開始します
綾波が艦隊の指揮を取って、爆雷攻撃を開始する
結果、敵潜水艦1隻撃沈、2隻が大破で撤退を開始しだす
俺は追撃は止めて、かまわず進撃するように指示を出した
こうして第二艦隊は、進撃を続けていく
そして、いつもの問題のポイントに差し掛かる
この海域はいつも主力より、ここに戦力が置かれている
敵艦隊発見だぜ! 天龍からの報告が入る
行くわよ、天龍ちゃん!
天龍姉妹は、やる気十分の様子だ
単縦陣、艦対戦用意! 俺も指示を飛ばす
敵は軽巡洋艦エリート1、雷巡洋艦エリート1、駆逐艦3!
今日もやはり、かなりの戦力が配置されているな
同航戦です、綾波から報告が入る
*同航戦とは、お互いの艦隊が平行して、同じ方向へ移動しながらの戦闘です、お互い命中と攻撃力が上がります
戦闘が開始される
先制攻撃で天龍が仕掛け、駆逐艦を斬り捨てる！
続いて龍田の攻撃、更に駆逐艦を1隻沈め
更に続けて綾波の攻撃、狙いは雷巡洋艦
だが命中するも、防御されてしまい軽傷にしかならない
あの雷巡洋艦、かなり手強いな・・・
ここで敵軽巡洋艦の攻撃、綾波が回避に成功
続けて雷巡洋艦の攻撃も行われるが、龍田が回避する
曙の攻撃、雷巡洋艦に命中
しかし小破にしかならない
ちっ硬いわねぇ!
吹雪の攻撃で、残っていた最後の駆逐艦も沈む
これで残るは2隻だ・・・
更に皐月の攻撃
旗艦に命中はするが、防御されて軽傷止まり
そしていよいよ、雷撃戦が開始される
敵の雷巡洋艦が、小破止まりだった為に大量の魚雷が発射される
狙いは、旗艦、綾波だ!
更に敵旗艦も、綾波に向けて魚雷を放つ!
集中攻撃で旗艦を狙ってきたか、まずいな
いくら綾波でも、回避できる量じゃない・・・そう思った時
させるかよぉ!
天龍が綾波を庇いに、間に割って入る
そして多数の魚雷が、天龍に突き刺さる
くそがぁぁぁ!!!
天龍が叫びながら、爆発に包まれていく・・・
敵はこちらの魚雷で、旗艦の軽巡洋艦が沈んだ様だった
天龍ちゃん!!!!
龍田が慌てて駆け寄って行くが・・・
どう見ても、助かる攻撃では無かった・・・
俺は撤退の号令を、かけようとした・・・だが
よくもぉぉぉぉぉ!!!!
綾波がまた暴走したのか、命令を待たずに追撃している
怒り狂う綾波の連続攻撃で
雷巡洋艦がなすすべも無く沈んでいった
これにより戦闘終了・・・MVPは天龍だったが・・・
しかし、その天龍は既に死亡しており
龍田の泣き声がこだまする中、俺は海域からの撤退の指示を出した・・・
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