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今日も良い天気だ、おはよう

四十一日目を開始する

そういえば、最近は綾波が部屋に来なくなったな

あれは旗艦の時だけの、サービスだったのだろうか?

そんな事を考えながら、第一執務室へと向かう

 

部屋に入ると、怖いお姉さんがいらっしゃった

龍田「初めまして、龍田だよ

 

天龍ちゃんがご迷惑かけて無いかなぁ」

それはもう、しっかりとかけられましたよ・・・^^;

​ふむ、龍田さんは天龍の妹なのか

お、という事は、あの任務が達成できるな

俺は天龍を通信で呼び出し

来るまでの間に龍田に待機を指示して、任務を受けに行く

あったあった

 

天龍型軽巡洋艦姉妹の全2艦を編成せよ、これだ

今迄、天龍しかいなかったので

 

ずっと放置していた任務を受領する

そして第一執務室へと、戻って来た

部屋には既に、第一艦隊と天龍も来ている

何だか嬉しそうに、龍田が天龍に抱きついている

 

俺はまた、一瞬編成を行う

旗艦・天龍 二番艦・龍田 以下変更無し

よし、これで任務は達成された筈だ、また編成を戻す

旗艦・磯波 二番艦・白雪 以下変更無し

天龍がまたかよ! と怒鳴っているが、気にせず待機を指示する

龍田は北方泊地海域の海上護衛艦隊、旗艦に配属した

そして第一艦隊には、今日も第二海域に出撃命令を出す

みんなが出て行った後、待機している天龍を連れて、お着替え室に移動する

天龍が、まさか残った1つの主砲も取り上げる気か?! と涙ぐんでいたが

いやいや、流石にそこまで外道じゃないよ^^;

天龍には以前入手して、ずっと放置してあった

 

天龍パーツを使って、近代化改装を施す

天龍「俺をこんなに強化しちゃって、大丈夫か?」

どうやら、成功した様だ

いつも天龍には、迷惑かけてるからな

​これ位は当然さ、と言っておく

その後、天龍には鎮守府海域の海上護衛に戻って貰った

よし、任務報告に行こう

天龍型姉妹の編成、達成だ

格資材と、提督ポイント100を貰った

更に、はじめての近代化改修、も達成だな

報酬の、少量の資材を受け取る

新任務は、近代化改修を2回行え、という物が発令されたが

もうパーツを持っていないので放置とする

今は他に、出来そうな任務が無かったので、第一執務室へと向かう

部屋に戻ると、緊急通信が入っていた

磯波からだ、声から彼女が泣いている事が分かる・・・

こちら磯波・・敵艦隊との戦闘で・・・

 

潮さんが・・・潮さんがぁぁぁ!!

磯波が冷静さを失って叫んでいた

モニターで確認するが、敵艦隊はもう付近には居ない様だ

潮「潮…、みんなを守れた…か…な。」

​最後にそう言い残し、潮は目を閉じた・・・

磯波が号泣して報告出来ない為、白雪が通信を変わり

​駆逐艦、潮、敵軽巡洋艦の攻撃を受け、戦死です・・・

冷静に報告しようと努めているのだろうが、その声は震えていた

それ以上そこに留まるのは危険だ、俺は帰還命令を出す

遂に、戦死者を出してしまったか・・・

戦争をしている以上、避けては通れないと思ってはいたが・・・

予想していたより、遥かに心に重くのしかかる物だな・・・

暫らくすると、潮の遺体を抱いて第一艦隊が帰還してきた

潮の他には、傷ついた艦娘は居なかったので

 

俺は補給を命令して、潮の遺体を受け取り

俺は1人で潮の遺体を、工廠へと運んだ・・・

工廠で妖精さんに、潮の遺体を結晶化して貰う

すまない潮・・・・

君の力は、誰かに引き継がせよう・・・

潮の身体は、輝く光の結晶となり

やがてパーツへと形を変える

​その後、足取りも重く自室へと戻る

​*これは潮が耐久1になった為の処置です、しばりの内容の為なので、通常の艦これとは若干違います

こうして俺は、42日目(死に目)を目前にして

初めて部下の艦娘を失ってしまったのであった

俺はこの日の事を一生忘れられないだろう・・・

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