top of page

む、第一艦隊が戻って来た様だ、休憩を終えよう

戻って来た白雪が、俺の様子を見て

白雪「お疲れ様です、お茶でもいかがですか?」

と声をかけてくれた、ありがたいです、頂きます

お茶を飲みながら、磯波から報告書を受け取る

以下、報告書まとめ

磯波・錬度23 初雪・錬度17 深雪・錬度22

睦月・錬度23 白雪・錬度09 如月・錬度21

うむ、今日も問題は無いな

第一艦隊に補給を指示、俺はとても補給をする気にはなれなかった

これで今日の、やる事は終わった、自室へ早く撤退しよう

しかし、やはりそう簡単には逃がしては、くれない様だ

て、提督・・・

そこには、チョコまみれになった潮が居た

潮「提督、一生懸命作りました、潮のチョコレート

 

受け取っていただけませんか?」

そう言って、潮もハート型の箱を差し出してくる

う、うむ、かなり苦労したんだな、ありがとう嬉しいよ^^

​これだけ頑張って、作って貰った物を断る訳にはいかないよな・・・

お風呂に入って来たほうが良いぞ、と声をかけて移動する

だめだ・・・自室までの道のりも、険しい物になりそうだ・・・

俺はまた、コソコソと進んでいく

お、休憩所だ、少しここに避難しよう

しかし・・・

その休憩所では、間宮さんに教わりながら

 

一生懸命ケーキを作る三日月が居た

三日月「司令官、まだ見ちゃダメです!

 

もう少し、待っててくださいね

 

三日月特製のチョコケーキ、もうすぐ完成ですから!」

​マジですか・・・そんなボリュームのあるケーキをですか・・・^^;

暫らく待たされ、チョコケーキを渡される

三日月の満面の笑みの前で

 

それを食べない訳にはいかなかった・・・orz

休憩室を出る時には、リバースしそうな程であったが

​良いんだ、俺一人の犠牲で

 

彼女の微笑みを守れたのだから・・・

俺はフラつく足取りで、自室を目指す

しかし、天使達は逃がしてはくれない・・・

ご主人様♪

背後からの奇襲攻撃だ

な、何だい? 漣^^;;;;

漣「バレンタイン(゜∀゜)キタコレ! 

 

仕方ない…ご主人様にもチョコレート、はい❤」

​わ、わぁい、ありがとう^^;;;;

ず、ずいぶん大きいね

俺が滝の様な汗を流しながら言うと

頑張ったからね♪ と満面の笑みで言われてしまった

俺はチョコを受け取り、自室へと向かう

もう少し・・・もう少しで自室だ、頑張れ俺

 

しかし・・・満身創痍の俺をまたしても、天使は絡め取る

 

何を床を這ってるのよ、アンタは・・・

謎の人だ・・・

いや、これには深い訳があって

しかし謎の人は俺の話しなど聞かずに

謎の人「これっ、そこに落ちてたわよっ!

 

あ"っ、私が作ってきたもんじゃないからっ!あんたのじゃないのっ? 

 

…はやく、持って行ってよ!」

と、チョコを押し付けてきた

あ、はい、そうですね・・・ありがとうございます

明らかに、手作りっぽいチョコだ・・・

俺が受け取ると

ふん、じゃ、じゃあ私は行くから

​と言って、早足に去っていった

 

やった・・・ついに自室にたどり着いた

俺が喜んで部屋に飛び込むと

​そこには、磯波が待っていた

磯波は満身創痍の俺を見て

その様子だと、みんなのチョコを断りきれずに食べ過ぎて

 

もうフラフラという所ですか?

呆れた顔をして、そう言ってきた

さ・・・流石です磯波さん^^;;;

頭を掻きながら答えると

本当に仕方ない提督さんなんだから、はい、どうぞ♪ 

 

私の膝の上で休んでください

と言って、ポンポンと自分の膝を叩く

あっ、はい、ありがとう、いつもすいません^^;

俺は恐縮して答えて、言われるがままに

磯波に膝枕して貰らう事に・・・

ああ・・・最高です、色々と癒されていく気がします^q^

癒されながら、俺がそんな事を言うと

もう、提督さんは大げさなんですから♪

​そう言いながら、磯波は俺の頭を優しく撫でてくれた

bottom of page