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うむ、糖分の補給も出来た、第二執務室へ行こう

部屋に入ると、第二艦隊はもう戻っていた

 

俺は綾波、磯波、深雪の3人を呼び出し

 

その3人を疲労していると報告のあった、不知火、睦月、暁と交代させる

そして、火力順に編成を見直す

 

旗艦 ・綾波 二番艦・曙  三番艦・如月

四番艦・初春 五番艦・磯波 六番艦・深雪

 

そして今日は、第二海域へ出撃命令を出す

 

いつかの2連敗が脳裏をよぎったが

 

いつまでもビビッている訳にもいか無いものな

 

如月が初めて、睦月と別行動になったのを不安がっていたが

 

俺は如月の頭を撫で、大丈夫、如月も強くなってるからと励ます

そして全員やや緊張した顔で、出撃して行った

急いで、第一執務室に行ってこよう

戦闘になる前に、報告を聞いて戻って来るつもりだ

第一執務室に着いた、第一艦隊は既に揃っている

​龍田が俺のデスクに座っている、やけに上機嫌の様だ

話しを聞いてみると

 

対抗戦で大暴れして、MVPだったらしい

ま・・まぁ、いつもの龍田に戻った様で何よりだ^^;

今日の所は、その椅子は貸しておいてあげよう

俺は、謎の人から報告書を受け取る

まるで機械で印刷された様な綺麗な字だった、やるな・・・謎の人

​以下、報告書まとめ

 

叢雲・錬度12 火力30 龍田・錬度13 火力28 初雪・錬度11 火力20

漣 ・錬度09 火力22 朧 ・錬度11 火力22 天龍・錬度11 火力23

なるほど、叢雲って誰だろう? 謎の人の名前なのかな?

俺は少し考えたが、謎の人で押し通す事にしたw

その後、第一艦隊には補給を指示し、急いで第二執務室に戻る

部屋に入り、通信をする

丁度、敵主力と遭遇した所だった

敵は、軽巡洋艦1、雷巡洋艦1、駆逐艦3

エリートは居ない様だが、かなりの数だ

陣形、こちらに有利です、良い知らせだ

綾波が先制攻撃で敵旗艦を狙う、しかし敵駆逐艦に阻まれる、駆逐艦を撃沈

続けて曙の攻撃、再度敵旗艦を狙う

 

しかし又しても駆逐艦に阻まれる、駆逐艦を撃沈

なかなかガートが硬いな

如月が雷巡洋艦に攻撃、命中! 小破に追い込む

有利な陣形を取れた為に、命中、ダメージ共に上がっている、良い感じだ

しかし、その油断を突いて守られて無傷でいた敵旗艦の主砲が火を吹く

初春に直撃! 爆炎に包まれる・・・

初春「まだまだ…この程度では沈まぬぞ!」

残り耐久3、なんとか耐え抜いた

その初春の攻撃、しかしもう彼女はボロボロだ

 

攻撃に勢いが無い、駆逐艦に命中させるも、小破に終わる

磯波の攻撃、雷巡洋艦に直撃を与え 

 

雷巡洋艦が沈む、やった良いぞ磯波!

深雪が残り1隻の駆逐艦をしとめる

これで敵は旗艦のみだ

その後の初春以外の5隻の雷撃戦で、その旗艦も沈み

敵旗艦の最後に放った魚雷が

 

曙をかすめ軽傷となったが

何とか、勝利を収める事が出来た

MVPは、やはり綾波である

 

残念な事に、艦娘のパーツは発見出来なかったが

​肩で息をする初春を、磯波が支えて帰路につく

暫らくして戻って来た彼女達に、手早く補給を済ませ

初春と曙を急ぎ入渠させる事にした

初春「この工廠は、腕の良い職人がおるのう、安心じゃ」

初春はかなりの大怪我の筈なのに、気丈な態度をみせている

 

流石はお姫様といった所か

 

ああ、後は妖精さんに任せて、ゆっくり休んでくれ

 

そう声を掛けておいた

 

曙「し・・・しかたないわね」

​何か言いたげに、モジモジしている曙に

 

最近は良く頑張ってくれているな、ありがとうな^^

 

そう褒めて、頭を撫でると

​・・・クソ提督のくせに・・・といいながら頬を赤くしていたw

こうして今日も何とか、無事に乗り切れた

俺は自室に戻り、久々に1人でゆっくり眠りに付く・・・

​まぁ押入れはゴソゴソしてるけどね^^;

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