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ん・・・目が覚めた・・おはよう
今日は、ぐっすり眠れた様だ
着替えをして、綾波の様子を見に行こう
そう思って着替えていたら、綾波の方が部屋に来た
うおぉぉぉぉぉ、もう大丈夫なのか?
俺は興奮気味に綾波の肩を掴んで、彼女の体をチェックする・・・
何処にも、もう怪我の跡は無い様だ
綾波「はい、大丈夫ですよ?」
綾波は、きょとんとした表情で答える
どうやらもうすっかり、いつもの綾波である・・・こんなに嬉しい事は無い
2人で、第一職務室へと向かう
途中で綾波に、第一艦隊と白雪を呼んで来るよう頼んで別行動になった
執務室に入ると、最近恒例となりつつある新艦娘が待っていた
長月「長月だ、駆逐艦と侮るなよ、役に立つ筈だ」
小さいのに、気が強そうな子だ
もちろん、役に立ってもらうぞ
何と言っても、人手はまだまだ必要だ
早速、長月は海上護衛艦隊の二番艦に編成する
部屋を出て行く長月と入れ替わりで、第一艦隊と綾波、白雪がやって来る
俺は今日も編成の変更を行う、こう毎日だと把握するのが大変だな^^;
新編成はこうなる
旗艦 ・綾波 二番艦・白雪 三番艦・朧
四番艦・皐月 五番艦・睦月 六番艦・如月
艦隊を外れたのは、菊月と漣だ
その後、第一艦隊には今日も第二艦隊の対抗戦に付き合ってやる様に指示
ちなみに、いつも対抗戦に付き合ってもらう艦隊には
少し手加減をしてやる様にと指示している
第二艦隊に、自信をつけさせる為である
という訳で、第一艦隊には準備に行って貰い
俺は菊月と漣を連れて、第二執務室へと向かう
今日は窓の掃除をしていた磯波に、第二艦隊を連れてくる様に指示を出す
暫らくして、やって来た第二艦隊も編成変更だ
望月と三日月を外し、菊月と漣を加えた
そして第二艦隊には、今日も対抗戦を命令する
磯波「あ、はい、あの・・・頑張ります」
ちょっと頼りない返事だが
気弱な磯波には、これが精一杯のやる気なのだろう
第二艦隊が出て行って残った2人に、海上護衛艦隊に加わる様に指示した
ここの所、人員の移動が激しいのは
出来るだけ無駄なく人員を活用しようとしているからだ
俺が貧乏性なのかもしれないが
出来るだけ何もせずに、暇を持て余す人員を作りたく無いのだ
勿論、疲労が溜まった者を休ませる時は別だが
そんな事を考えながら、雑務をこなしていると磯波が戻って来た
練習が終わったらしい、報告書を受け取る
うむ、順調に成長しているな、今日も対抗戦に勝利したらしい
まぁ、本気になった第一艦隊には、まだ勝てないだろうが・・・
磯波に第二艦隊は補給している様にと指示を出し
俺は第一執務室へと向かう
部屋に入ると、既に第一艦隊のみなは揃っていた
睦月がまた、俺のデスクに座っている
他の5人は、そのデスクの前に並んでおり
睦月がその5人に偉そうに何やら話していた
どうやら睦月は、普段の俺の真似をしている様だ
命令を出している俺ってあんななのか・・・^^;
ちょっとショックを受けていたら
みんなが俺に気が付いて、慌てて所定の位置に付く
何だか学校で、先生が教室に入って来て、慌てて自分の席に着く子供を連想させる
俺は、ごほん・・・と咳払いをして、さっきまで睦月が座っていた椅子に座る
みんな視線が泳いでいるが、まぁそんな事はいい、命令を出そう
第二海域への、出撃命令を出した
二日前に敗北している海域だけに、みなの表情が引き締まる
綾波「抜錨、出撃です!」
綾波の号令にも、気合が入っていた
今日は時間があるので、戦闘を観戦していよう
暫らくすると、朧から通信が入った、何やら弾薬を見つけたらしい
敵の補給物資だろうか? 何にしても頂いておく様に指示を出す
その後、お茶をすすっていると、綾波から敵艦隊発見せり、と連絡が入る
敵は軽巡洋艦1、駆逐艦3、ふむ・・・主力ではないな
戦闘が開始される
綾波「左舷、砲雷撃戦、用意!!」
白雪「狙いよし、撃ち方始め」
朧「絶対に、護ります」
皐月「僕の砲雷撃戦、始めるよ!」
睦月「てぇぇぇぇ～い!!!」
如月「いやだぁ、髪が痛んじゃう」
綾波「よく狙って・・・てぇええええ～い」
賑やかな戦闘通信が聞こえる、一部変なのもあるが・・・
どうやら無事に、敵を撃破出来た様だ
MVPは白雪だった、こちらの損害は無い様に見える
戦闘後に付近を探索させたが
残念ながら、艦娘のパーツも敵艦隊も発見出来なかった
どうやら敵主力艦隊は、この辺りには居ない様だ
諦めて、帰還命令を下す
暫らくすると、第一艦隊が帰還して来る
俺は観戦していたので、綾波に報告書は今日は必要ない旨を伝え
そのまま補給に向かわせる
今日も無事に仕事終了だな、自室へ戻ろう
ふぁぁぁぁぁ・・・おやすみなさい・・・・ZZZzzzz
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