top of page
よし、五十九日目だな、今日も頑張ろう
今日は色々と考えている事がある
まずは第一執務室へ行こう、今日は風が強いな
部屋に入ると・・・っていうか入れない!
第一執務室は艦娘で、ごったがえしていた^^;
第一艦隊に加えて、皐月、菊月、三日月、木曾、初雪、龍田、謎の人が居た
南方泊地と北方泊地の、海上護衛をしていたメンバーが
一斉に帰還していて、第一執務室に集まっている様だ
これでは俺が部屋に入れないので、第一艦隊は解散して暫らく休暇だと伝え
寄宿舎に戻っている様に、と指示を出す
いつも働きづめの、第一艦隊に休暇をあげたかったのだ
菊月と皐月は、鎮守府海域の海上護衛艦隊に加え
そして、海上護衛をしている朧を呼び出す
これで6人になったな、新第一艦隊を編成しよう
旗艦 ・木曾 二番艦・三日月 三番艦・初雪
四番艦・龍田 五番艦・謎の人 六番艦・朧
こうなった、実戦に出すつもりは無いけど、一応火力順にしておいた
そして新第一艦隊には、砲撃戦練習の指示を出す
よし、次は第二執務室だな
部屋に入ると初春が踊っていた、日本舞踊?
見事な舞だけど、何してるの?^^;
俺が初春に質問してみると
初春「何ぞ、気になる事でも?」
踊りながら、平然と答える初春
いや、気になる事だらけだけど・・・
まぁ、良いや・・・突っ込むのは諦めよう^^;
第二艦隊を集めて、編成を見直す
旗艦 ・曙 二番艦・如月 三番艦・初春
四番艦・不知火 五番艦・睦月 六番艦・暁
いつもの火力順だ
第二艦隊には、第一海域への出撃を命令を出す
曙「出撃よ。蹴散らしてやるわ!」
初旗艦に、気合の入った曙が出て行く
5人も、それに続いて部屋を出て行った
次は工廠に向かおう
工廠には、白雪の遺体が届けられていた
ごめんな白雪・・・今迄、本当にありがとう
君が来た頃の、この鎮守府は立ち上げたばかりで
本当に苦しかった・・・初戦も敗退だったしね
そんな中、何とか軌道に乗れたのは君の力があったからだよ
どうか安らかに眠ってくれ・・・
俺が彼女の思い出に浸っている間に
白雪の体は、その名の様に真っ白になり
そして結晶化を経て、白いパーツへと変化した
彼女の力を引き継ぐなら、やはり姉の吹雪が良いだろう
そう考えながらパーツから装備を外し、吹雪を呼び出す
暫らくして、やって来た吹雪に
白雪の意思を継いでくれるか? と聞いてみると
吹雪は、悲しそうな顔で暫く悩んでいたが
やがて、覚悟を決めた顔で、はい、と強く頷く
こうして吹雪に、白雪の力が宿る
改修は無事に成功し、吹雪の各能力が上昇した
これが・・・白雪ちゃんの力・・・これからは2人で一緒に戦っていこうね
そんな呟きが聞こえた
その後、吹雪を寄宿舎に戻らせ、今度は磯波を呼び出す
暫らくすると、磯波が来る
磯波のパーツから装備を外し、彼女に近代化改修を行う
磯波「これで、もっと頑張れるでしょうか?」
ああ、これからも力を貸してくれ
そう答え、2人で工廠を出る
その後、休憩の為に自室に戻ろうとすると
何故か、磯波まで付いて来た
俺は休憩するだけだよ? と言ったが
はい、提督の休憩を、お手伝いするんです
とか答えてきた、休憩の手伝い???
良く意味は判らないが、まぁ良いか
2人で自室に入ると・・・
磯波が座って、自分の膝をポンポンしている
え? そこに頭を置け? ええええええ?!
どうやら膝枕を、してくれるらしい
うひゃああぁぁぁぁ
何たる柔らかさ、ここが天国かw
磯波は、いつも頑張ってる提督さんに、ご褒美です♪
と言ってくれるが
俺としては、これでは逆に緊張し過ぎて休憩にならないのだが
至福の一時なのは、間違いない
しかしこれは彼女の好意というよりは
この所の度重なる戦死者続出に、俺の心が参っていて
酷い顔をしていたのを、見ていられず慰めてくれているのだろうな・・・
bottom of page