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四十五日目か、今日も頑張ろう

綾波が、迎えに来てくれていた日々が懐かしい・・・

また旗艦にしたら、来てくれるかな?

​そんな事を考えながら、着替えを済ませた

今日もまずは、第一執務室から行こう

部屋に入ると、信じられない光景が目に飛び込んできた

そんな・・・まさか・・・

 

そこには、艦娘・・・

潮がいた・・・

潮「特型駆逐艦、綾波型の潮です

​もう下がってよろしいでしょうか?・・・」

ああ、いつもの、脅えた潮の声だ・・・

俺は思わず、彼女を抱きしめてしまう

​潮「ひっ、あああぁぁ」

しまった、思い切り脅えさせてしまった^^;

慌てて、彼女を放す

しかし、一体どういう事だ?

潮に聞いてみるが

どういう事と言われても・・・

 

え、えっと・・あの・・その・・・今朝、工廠で生まれて・・・

​そこまで言われて、俺はやっと気が付いた

そうか! 昨日発見されたパーツか!

やっと事情が飲み込めた

彼女の能力を確認して見る、やはり・・・錬度1だ

同じ潮だが、彼女には以前の潮の記憶は当然無い

死んだ潮が蘇った訳ではない、新しい潮が来たのだ

複雑な思いはあるが、俺は潮を歓迎しよう・・・

そう考えていると、第一艦隊も部屋にやって来た

第一艦隊のみんなも、潮の姿を見て固まっている

俺が事情を説明すると

 

みんなも理解して新しい潮に集まり、ぎこちなく挨拶をしていた

綾波と漣も複雑な表情ながらも、潮を歓迎している

その後、潮は鎮守府海域の海上護衛艦隊に配属とした

そして俺は第一艦隊の、編成の見直しを行う

新しい編成はこうだ

旗艦 ・磯波 二番艦・綾波 三番艦・白雪

四番艦・電  五番艦・朧  六番艦・漣

いつもの火力順だ

綾波の火力が上がったので、二番艦となっている

もう少し錬度が上がれば、また旗艦として活躍してくれるだろう^^

そして彼女達には、第二海域への出撃を命令を出す

第一艦隊は言葉少なく、出撃して行った

潮が戦死した、あの戦いを思い出す者

 

新しく配属された潮に、戸惑いを隠せない者

 

きっとみんな、色々と思う所があるのだろう

だが現実を受け入れて、前に進むしか・・・我々には出来る事は無い

俺も気を引き締めて、第二執務室へと向かった

今日も第二艦隊は既に、揃っていた

ただ、皐月と如月がバニー姿になっている^^;

一応何なのか聞いてみると

 

昨日のカードゲームに負けた罰ゲームだと言う

まぁ・・・良いか

 

もううるさく言うのがバカらしくなってきたし^^;

ていうか、皐月は恥ずかしそうにしているけど

 

如月の方は、むしろ嬉しそうなんだけど^^;

 

罰ゲームの意味が無い様な気がするんですけど・・・

 

ともかく第二艦隊には、第一海域へ出撃を命令を出す

こちらは今日も元気良く、部屋を飛び出して行った

どちらも、帰還までには暫らくかかるだろう

​俺は、休憩室で休む事にした

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