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おはよう、七十九日目の提督業務を開始しよう
身体を起こすと、そこには・・・
何故か磯波が、椅子に座って俺の事を見ていた
あれ? おはよう・・・
まだぼ~っとする頭で、そう挨拶をすると
おはようございます提督♪ 起こしに来たんですけど
あんまり気持ち良さそうに寝ているので
起きるまで待っちゃいました♪
昨日とは、まるで別人の様な機嫌の良さだ
きっと睦月が上手く、説明してくれたのだろう
少し寒かったので、上着借りてました
そう言って、俺に服を渡してくる
俺は着替えを済ませ、磯波と第一執務室へと向かう
部屋に入ると第一艦隊の5人は、もう揃って待っていた
俺は白雪を除く、5人を艦隊から外し休暇として
初春、漣、不知火、暁、雷の5人を呼び出す
その後、その五人を加えて編成を変更する
旗艦 ・漣 二番艦・初春 三番艦・白雪
四番艦・不知火 五番艦・暁 六番艦・雷
火力順で、こうしてみた
これは現在の鎮守府の、錬度の低い6人を集めた形だ
彼女達には、これから暫らく
第一艦隊と対抗戦をして貰う、強化合宿チームとする事を伝えた
そして早速、1日目の対抗戦の命令を出す
漣「ほいさっさ~」
漣の変てこな号令で、新第一艦隊は部屋を出て行く
さて、俺は第二執務室へと行こう
部屋に入ると、第二艦隊も揃って待っていた
俺は、謎の人を呼び出し、敷波と交代させる
疲労があると報告にあったからだ
ん? 謎の人は装備枠が1つ空いてるな
彼女を連れて、お着替え室へと向かう
倉庫に余っていた、12.7cm連装砲を装備させる
謎の人「悪くないわ、私の魅力が増すのね」
うむ、ちょっと厳しい戦場に出て貰うつもりだから、頑張ってくれ
そんな会話をして、2人で第二執務室へと戻る
そして第二艦隊には、第一艦隊の対抗戦の相手を頼んだ
元気に部屋を出て行く、6人を見送る
よし、第一執務室で戻ってくるのを待とう
部屋で仕事をしながら、少し待っていると
第一艦隊が戻って来た
漣から報告書を受け取る
以下、報告書まとめ
漣・錬度16\(゜∀゜)/三\(゜∀゜)/ 初春・錬度16(`・ω・´)
白雪・錬度14(゜∀゜) 不知火・錬度15ლ(╹◡╹ლ)
暁・錬度11(n´∀`)η 雷・錬度06(´・Д・)=3
く・・・油断してた・・・最近まともな報告書しか見てなかったから
まぁ、とりあえず今日はいいや、補給を指示して急いで第二執務室へと戻る
今日はこの後、本気の1戦をするつもりなのである
部屋には、第二艦隊が既に戻っていた
俺は深雪と曙を呼び出し、潮、朧と交代させた
編成も少し見直して、こうなった
旗艦 ・綾波 二番艦・深雪 三番艦・龍田
四番艦・曙 五番艦・謎の人 六番艦・吹雪
耐久、防御に優れる深雪を二番艦にして、あとは火力順だ
そしていよいよ、第三海域への出撃を命じる
みんな顔つきが、真剣な物に変わった
それだけ厳しい海域である事を、みんなも知っている為だ
全員の無事の帰還を祈る!
そう言って、敬礼で送り出した
綾波「抜錨!出撃です!」
綾波の緊張した号令で、6人は海へと出て行った・・・
俺はモニターを付け、開戦の時を静かに待つ
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