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さて、十一日目の朝が来た
今日も頑張っていこう
早速、執務室へと向かい
部屋に入ると、如月がウインクしながら挨拶をしてきた
何と言うか・・・この子は初対面の時から
やけに明らさまな態度を取ってくるな^^;
どうしてなんだろう?
そんな事を思いつつも、まずは寝る前に決めた雷撃戦練習を行う
昨日から5人となった、彼女達に命令を下す
結果は、如月と皐月の錬度が1づつ上昇したのみだった
流石に先輩3人は、もうなかなか上昇しない様だ
その後は、いつもの補給タイムになる
如月「見て見て、この輝く肌、もっと近くで見てよ」
言いながら、如月が身体を密着させてくる
良いから、食事をしなさいw
ほら、服を脱ごうとしない!
スカートもまくらないw
だんだんと判ってきた・・・
如月は隙あらば、俺を誘惑してくる困った子の様だ^^;
たぶんふざけて、俺の事をからかっているつもりだろうが
俺は今まで海軍学校に居た為、女性との接点が少なかった
故にこういうイタズラには、とかく免疫が無い
こんな子供相手でも、すぐに赤面してしまう程だ
そして俺のそんな反応を見て
彼女はますます調子に乗って、イタズラをしてくるのだ・・・
何と言う悪循環・・・^^;
そしてそんな俺に、冷ややかな視線を向ける睦月、白雪、綾波の3人・・・
違うんです! 俺のせいじゃ無いんだってば><
対照的に、くったくのない笑顔を向けてくるのが皐月である
皐月「強くなれたみたいだ、ありがとう司令官」
あ・・・うん、そうだね
練習で錬度も上がったものね、良かったね^^
俺がそう褒めると、皐月は嬉しそうに笑った
如月とは反対に、皐月はとても素直な良い子だ
しかし、若干空気が読めない所があるようだ^^;
喜んで俺の腕を取ってくるので
如月と2人で、俺を取り合うような形になっている
そのせいで余計に、睦月達3人の視線が痛くなってきている^^;;;;
ここは何とか、話を逸らして誤魔化さないと・・・
ところで、如月と皐月は睦月の妹って事だけど
人間だった時の記憶って無いんだよね?
と、話をふってみた
そうね確かにDNA的には、たぶん他人だと思うわ
でも私達には、ちゃんと姉妹だって記憶があるもの
如月が俺の腕を抱きながら答える
なるほど、船だった時の記憶があると言っていたものな
むしろ、それしか無いんだから、姉妹と思って当然か
でも見た目的に、似ていないから
如月の言う様に、人間だった頃は他人だったのだろうな
腕に当たる柔らかい物を必死で無視して、補給を済ませた
その後、任務の報告に向かう
夜戦錬度を高めよ、の報告のためだ
しかし、任務はまだ達成はされては、いなかった
どうやら、1回づつではダメな様である
達成状況から見るに、もう1回づつはしないと、いけない感じだ
まぁ新人2人の為にも、それ位で丁度良いのかもしれない
秘書さん、今日はメガネどうしたんだろう? コンタクトなのかな?
その後、在庫整理のチェックをしていたら
以前、綾波の装備していた主砲が倉庫に余っているのに気がついた
新人の2人は、装備枠が空いている
どちらかに、おさがり装備としてプレゼントしよう
どちらに渡すか、悩みつつ今日は就寝する・・・
おすみなさい
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