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この人は、司令室の秘書さん
大本営とこの鎮守府の架け橋となって、色々任務の管理をしてくれる人だ
第一日目
ふう、やっと鎮守府に着いた、随分と僻地だな
そう呟きながら、俺は乗って来たバイクを下りる
寒さに震えながら、入り口でキョロキョロしていると
睦月「睦月です、はりきって、まいりましょー」
鎮守府から出てきた艦娘が声を掛けてきた
とても明るく、元気一杯な子の様だ
*「」内のセリフは、艦娘が実際ゲーム内で、音声付で言うセリフです
軽く自己紹介を済ませ、任務を受ける為に司令室へと向かう
待ってくれていた秘書さんに着任の挨拶を済ませ
任務を受ける事になったが・・・
現在、発令されている任務は1つしか無かった
初めての建造、という任務を受け
その後、睦月に案内されて工廠へと向かう
工廠にて、最低資源で建造を開始
*工廠とは船(艦娘)などを製作する所です
製作日数は、2日と報告を受けた
おそらく駆逐艦だろう、と睦月が言う
誰が出来るのか楽しみだな♪
*製作には、ゲーム内の日数がかかります
どの艦娘が出来るかは、運による要素が大きいです
もう1つ建造ドックが空いていたので、輸送艦を同じく最低資源で製作する事にした
その後、睦月と秘書さんの所に戻り、報告を行う
任務、はじめての建造が終了と告げられる
そして秘書さんから成功報酬の受領書が手渡された
僅かな報酬を手に不安を覚える・・・やって行けるだろうか?
続けて任務、はじめての編成を受けておく
しかし編成とは、2人以上の艦娘が必要な為
建造が終わる迄、達成は出来ないらしい
その後、睦月とこれからの事を話し
彼女の勧めで鎮守府海域に、手持ちの2隻の輸送艦を派遣する事となった
配備された輸送艦は合計で6隻になり、僅かに収入が増えた様だ
*艦これ改では、この輸送艦を派遣する事によって、毎日の収入を得ます
そして睦月の今日の行動を、どうするか悩んだが
1隻で出撃させては、もしもの事があると困るので
安全を考えて、艦隊行動練習とした
海の上を気持ち良さそうに、睦月が進んで行く
艦隊行動といっても1人なので、遊んでいる様にも見える
睦月もとても楽しそうにしているし・・・
結果としては、回避は上達しなかったが
練度が3になったので、ちゃんと訓練だった様だ
その後、睦月と補給を行う
補給とはつまり、食事の様な物である
俺のは普通に昼ご飯だけどね
食べながら、睦月に聞いてみた
睦月は何処の出身なんだい?
佐世保海軍工廠で建造され1926年(大正15年)3月25日に竣工
佐世保鎮守府に所属だよ
だよって^^;;;それ人間の記憶じゃないよね?
俺がそう突っ込みを入れると
艦娘は艦娘になる前の、人間の記憶は無くなっちゃうんだよ♪
と、さらっとハードな事を言ってきた
俺が苦笑いをしていると
でもそのおかげで、この国を守る力を手に入れられたんだよ
だから睦月は気にして無いにゃし♪
今の睦月には、駆逐艦、睦月の記憶が全てなり♪
と言って、屈託の無い笑顔を見せる
うん・・・この子が、果てしなくポジティブな事は分った
しかし何故、そんな昔の軍艦の記憶があるんだい?
続けて俺が質問をすると
睦月が少し真面目な顔をして説明をしてくれた
その話によると、深海棲艦を倒して得られるパーツには
それぞれの軍艦の記憶が眠っているのだと言う
そして、ソレを元に作られる艦娘には
そのパーツの記憶が宿る、という事らしい
しかし技術者でも無いと、これ以上詳しい事は分からない様だ
今日の所は、これ位にしておこう
俺は自分の部屋に案内して貰い
眠る事にした