二日目
俺の部屋に、起こしに来てくれた睦月と共に
まずは、工廠におもむく
昨日から建造を開始した艦娘は、半分位まで出来た様だ
妖精さん達が、忙しそうに頑張っている
*艦これでは艦娘の製造など、様々な雑務を妖精さんが行ってくれます
完成していた輸送艦を受領した
2隻出来ていた、これは幸先が良いと1人にやりと微笑む
*輸送艦は最低資源製作で、1~2隻のランダムで出来ます
睦月「新型登場♪じゃじゃ~ん♪」
睦月は、輸送艦が出来ただけで嬉しそうにはしゃぐ
明日には仲間が増えるから楽しみに待っていなさい、と言い聞かせる
空いたドックでまた輸送艦の製造を、お願いしておく
工廠を出ると、早速完成した輸送艦を鎮守府海域に配備する手続きを済ませる
これで輸送艦は8隻になった、収入もそれなりに増えてきたな・・・たぶん
新しい任務は無いので、後は睦月に何をさせるか・・・
やはり今日も、無難に艦隊行動練習をして貰おう
睦月「みんな、出撃準備はいいかにゃ~ん」
俺には、君1人にしか見えないが
きっと君の脳内には、仲間が居るんですね・・・と納得しておく
回避も1上がり錬度も4になった、それなりに脳内の仲間達と頑張った様だ
今日も、睦月と2人で食事(補給)をする
そういえば艦娘ってどうして、みんな女性なの?
ふとそんな質問をしてみると
船っていうのは、元々女性扱いされてるにゃし♪
同型艦の事は、姉妹艦って言うし
初の航海は処女航海って言うでしょ?
睦月がそんな説明をしてくれた
おお、なるほど、言われてみれば確かに・・・
そう俺が納得していると
と、言うのが表向きの理由なり
と睦月が、ドヤ顔で言ってきた
ほう、裏の理由があるの?
その後の睦月の説明をまとめると、こうだ
艦娘というのは、元になるパーツがあり
それを、人間の女性の子宮に宿らせる事によって、誕生するらしい
なるほど、それで男にはなれないのか・・・
更に睦月が、ついでに教えてくれた事によると
艦娘は子宮にパーツがある為か、妊娠しないらしい
え? それ子供を産めないって事だよね? 良いの?
俺が驚いて聞いてみると
睦月はこの国を護る、戦士にゃし♪ と言って笑う
この子は、以外と覚悟が出来ている様だな
偉いな睦月は、そう言って頭を撫でる
そうか、艦娘って俺の思っていたより
ずっとハードな人生なんだな・・・
そう思っていると、睦月が
提督はどうして、最初の艦娘に私を選んでくれたの?
と聞いてきた、俺は少し思案してから
睦月が可愛かったからだよ、と答えておく事にした
まぁ、実際は他の候補者の顔は知らないのだが
それでも睦月は可愛いと思う、それは嘘ではない
睦月は満面の笑みで
いひひ♪ 優しい提督さんで良かったよ♪ と言って嬉しそうにしていた
その後、補給を終えると、それぞれの部屋に戻って行った
ともかく睦月がいくら戦士でも、1人で戦うのには無理がある
早く艦娘を増やして、戦力を整えないとな
明日は誰が増えるのか、わくわくして眠れなさそうだ