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今日で三十二日目か・・・
もう、この鎮守府に来て1月が過ぎたのか、早いものだなぁ
そんな感慨に浸りながら、着替えを済ませ第二執務室へと向かう
部屋に入ると磯波が壁を、はたきでパタパタしていた・・・
もう何も言うまい^^; 磯波はこういう子なのだろう
掃除に一生懸命で、俺に気が付いていない様子なので声をかけると
磯波「はい、提督、何か御用でしょうか?」
うむ、第二艦隊のみなを呼んで来てくれ
それと、いつも掃除ありがとう
磯波は、良いお嫁さんになれるぞ♪
磯波「あ、あの・・・恥ずかしいです・・・」
顔を真っ赤にして、部屋から逃げていった・・・
うむ・・・何と言うか・・・良いね・・・ああいうのも^q^
暫らくすると、第二艦隊が部屋に入って来る
今日は編成の変更も無く、恒例の対抗戦を命令した
磯波はまだ顔が赤く、俺と視線を合わせ様としないまま部屋を出て行く
大丈夫だろうか? 何か失敗したりしないと良いけど・・・
俺は第一艦隊に通信機で連絡を取り、対抗戦の相手を頼んだ
暫らく雑務をしていると、深雪が戻って来た
深雪「お疲れ様ぁ、司令官♪」
どうやら対抗戦が終わった様だ
それにしても、何故深雪なんだろう?
聞いてみると、磯波に報告書を持って行ってくれと頼まれたらしい
あの子、まだ照れてるのか・・・^^;
とりあえず、報告書を受け取る
以下、報告書まとめ
磯波・錬度13 菊月・錬度09 電 ・錬度11
漣 ・錬度09 潮 ・錬度11 深雪・錬度09
みんな順調だな、相変わらず電の成長は早い、しかし潮も追いついて来たな
深雪に第二艦隊は補給を取る様に、指示を出す
そして俺は、第一執務室へと向かう
部屋に入ると、第一艦隊は既に揃っていた・・・のだが・・・
どういうわけか、睦月を他の5人で胴上げしている
まぁ・・きっと深い意味は無いだろう・・・^^;
あえて突っ込みを入れずに、命令を伝える
今日も、第二海域へ出撃だ
白雪「頑張って行きましょう」
朧「頑張る」
皐月「まっかせてよ、司令官」
みんなやる気マンマンで出て行った
今日も時間に余裕があるな、観戦するか
暫らくすると、綾波から敵艦隊発見の連絡が入る
軽巡洋艦1、駆逐艦3、また主力ではないな・・・
白雪が軽傷を受けたが、問題無く勝利する
MVPは綾波だ、俺は進撃を指示
少しして、また綾波から通信が入る
敵艦隊と接触しました、敵主力と思われます、我が艦隊に不利な陣形です
軽巡洋艦2、駆逐艦3、なるほど、おそらく主力だな
こちらに不利な布陣なようだ、しかし既に戦闘は開始されている
睦月に敵の攻撃が当たった
睦月「ふぇぇぇ、睦月、装甲、紙なんだけどぉ」
情けない声を上げている、まぁ・・・まだ余裕ありそうだな
流石に、こちらに不利な陣形では、敵が思うように沈んでくれない
雷撃戦を終えても、敵の駆逐艦2が残っている
俺はそのまま、夜戦に突入する様に指示を出す
*夜戦では、昼の戦闘より双方共に大ダメージを受ける可能性が高くなります
綾波「この海域は、譲れません!」
綾波の、砲撃と魚雷による連続攻撃で駆逐艦をしとめる
続いて白雪も、残った1隻に大打撃を与える、敵駆逐艦はあえなく撃沈した
第一艦隊の勝利である
MVPは白雪だった
その後の捜索により艦娘のパーツも見つかり、帰還となる
暫らくして戻ってきた第一艦隊に、補給を行う
補給の後、軽傷の白雪と睦月を修理の為、入渠させた
睦月「ちょっと、休みたいのね」
あぁ、ゆっくり休んでいいぞ、睦月の頭をポムポムと撫でる
よし、今日はこんなもんだろう
自室へと戻って寝よう
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