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よし、十三日目だ

 

今日は厚い雲が空を覆っている

 

あいにくの天気だが、張り切って行こう

今朝は特にやる事が無いので、いつもより早めに5人の所へ向かう事にする

5人共、既に起床しており、各自好きな事をしていた様だ

ここは執務室なので、もっと規律を持った態度でいて欲しい所だが・・・

 

まぁそう思ってしまうのは、俺がガチガチの軍人の為だろう

 

彼女達はまだ若いのだ、厳しく言うのはよしておこう

 

そんな事を思いながら、5人を観察してみる事にした

 

見た感じだと、睦月は歌の練習?

 

そういえば、この前も音楽を聞いていたし

 

睦月はそういうのが好きなのだろうな^^

 

綾波は、何か本を読んでいる様だ

どんな本を読んでいるのだろうと、覗こうとしたが

 

見ちゃダメです♪

 

と隠されてしまった、案外ガードが固いな^^;

 

白雪は、お茶を飲んで、くつろいでいる

そういえば彼女は俺にも良く、お茶を出してくれる

 

若いのに良く出来た子である^^

 

真面目な性格もあって、個性の強いこのメンバーを

 

よく纏めてくれている、ありがたい存在だな

 

如月は、たぶん髪のお手入れだろう

彼女がこの5人の中では、一番おしゃれや身だしなみに気を使う

 

俺をからかってくる性格には困るが

 

確かに可愛い子ではあるんだよね^^;

 

皐月は、お菓子を食べている

​彼女はメンバーで一番歳相応の子供っぽさがある

 

天真爛漫な性格ではあるが

 

あまり女性らしさを表に出してこないので、俺としては付き合いやすい子だ^^

 

それぞれの子を分析していると、みんな集まって来た

俺が、やや早いが・・・と切り出して雷撃戦練習を伝えると

5人は、元気よく出て行った

本当にみんな素直な良い子達である、微笑ましい限りだ

結果は、如月と皐月の錬度が1づつ上昇した

そろそろ5人で実戦に出すのも、良い頃合なのかもしれない

その後はいつもの様に、補給タイムとなる

如月が俺の横に座る

この子は、いつも俺の隣に座りたがる

そして、色々とちょっかいを掛けてくるのだ^^;

今日は「あ~ん♪」とか言って、食事を食べさせようとしてきた

別にそれ位は良いのだが、やはり照れる^^;

​手早く食事を済ませ、逃げるように任務報告に向かった

今度こそ「夜戦錬度を高めよ」の任務達成である

報酬として、燃料と弾薬を100づつ貰った、素直にありがたい

更に追加報酬として、熟練見張員という妖精さんを貰った

どうやら、艦娘に装備させると

 

この妖精さんが、見張りをしてくれるらしい

そして新たに対潜戦練習、というのが開放された

敵の潜水艦に対する戦闘訓練ですね、なるほど

しかし新たな任務には、その訓練の物は無かった

代わりに砲戦練習を強化せよ、という物があったので受領しておく

もっと砲撃の練習をしろ、という事か

確かに今の所、潜水艦との戦闘は無い、こちらの方が実戦的か

報告を済ませ、自室に戻る

 

明日は、この見張りの妖精さんを皐月に装備してあげよう^^

​皐月の喜ぶ姿を想像しつつ、眠りについた・・・

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