さぁいよいよ、三日目の朝を迎えた
睦月も早くから目が覚めたらしく
俺を工廠へと誘いに来た、2人で急ぎ足で向かう
そこに待っていたのは、礼儀正しい艦娘だった・・・
綾波「ごきげんよう、特型駆逐艦、綾波と申します」
と挨拶をして、頭を下げる彼女
こうして、めでたく2人目の艦娘
特型駆逐艦、綾波が我が鎮守府に加わった
更に今日も、2隻の輸送艦を入手して、ほくほくである
追加で、輸送艦製作の依頼を2回行い、工廠を後にした
2隻得た輸送艦を、鎮守府海域と南方泊地海域に、1隻づつ配置を行う
これで鎮守府海域への、輸送艦は限界数になった様だ
これ以上の収入を得たいなら、海上護衛艦隊を配備するしか無いだろう
もっとも今の鎮守府状態では、無理な話だが・・・
そして、待ちに待った艦隊編成である
睦月を旗艦にして、二番艦として綾波を加える事にした
これで任務、はじめての編成、が達成された筈だ
足取りも軽く、司令室に行き
雀の涙程の報酬を受け取っていると、1人の艦娘が現れる
その艦娘に聞くと、大本営から補充要員として、派遣されて来たと言う
白雪「白雪です、よろしくお願いします」
とても真面目そうな印象の子だ、いわゆる委員長タイプだな
大本営も、なかなか粋な計らいをしてくれる
俺は、素直に喜んだが
こんな弱小鎮守府に派遣された白雪は、ちょっと微妙そうな顔つきだった
ともあれ、次の任務を受ける事にしよう、今度は任務が2つある
駆逐隊を編成せよ、はじめての練習、という物だった
俺は特に考える事無く、2つとも受けておく
駆逐隊を編成せよ、は4隻の駆逐艦が必要なので
後回しにする事にする
はじめての練習、これはいつもやっている艦隊行動練習をせよ、という事だ
既に初めてでは無いのだが、こちらから進めよう
任務を受けた俺は早速、艦隊に三番艦として白雪を加え
そして、もう恒例となっている艦隊行動練習を、今日は3人で行って貰う
睦月も仲間が増えて嬉しそうで、張り切って練習した様だ
回避と錬度が1づつ上がった、これで睦月の錬度は5である
綾波、白雪の錬度も、それぞれ3に上がったが
こちらは始めてで戸惑っているのか、回避は上がら無かった
俺は、3人の練習を見届けると
補給を取る様に命令を出し、任務報告へと向かう
はじめての練習、達成である
報酬と共に、砲戦練習が出来る様になった
これで火力も上げられるな♪
そして早速、その砲戦練習をせよ
との新任務が発令された、受領しておこう
明日はこれだな・・・と思いつつ
自室へと戻り、眠につく
いよいよ艦娘も増えてきて、本格的に鎮守府運営のスタートだな♪