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気を静めて、業務を続けよう
第二執務室へと向かう
部屋に入ると、今日は第二艦隊が揃っていた
まだ空気は重いが、朝よりは若干良くなっている気がする
吹雪「お疲れ様です、司令官」
吹雪が、報告書を持って来た
以下、報告書まとめ
吹雪・錬度07 火力21 潮 ・錬度06 火力22
初春・錬度04 火力14 不知火・錬度03 火力12
曙 ・錬度03 火力16 敷波 ・錬度03 火力15
順調の様だ、潮の火力の伸びが良いな^^
俺は一緒に補給をして、艦隊の様子を見る事にした
曙「こんだけ? 大した事無いわね」
曙が文句を言ってきたので
すまない、足りなかったか?
俺が真顔で返すと、何かを察したのか
フン! と言ってそっぽを向いて
それ以上は何も言ってこなかった
敷波「え? いいのかよ、私とか強化してさ、何も出ないよ?」
敷波はそう言いながら、パクパクと食べていた
この子も自分に自信が無いタイプの子なのかな?
そんな事を考えながら、補給時間が過ぎていく
ちなみに初春と不知火も、離れて座ってはいるが
みんなと一緒に食事している
少しは改善されてきている様だ、吹雪のおかげだろうか?
これなら明日も、このままの艦隊でも良さそうだ
もう暫くこのままで様子を見てみるとしよう
俺は補給を済ませ、港エリアに向かう
暫らく待つと、第一艦隊が戻って来た
みんな二日続けての敗北に、心身共に疲れている様子だ
俺は朧を引き取り、5人には補給をしてくる様に指示を出す
綾波は最後まで、俺の腕の中で眠る朧を見ていた
工廠にて朧を結晶化し、パーツとする
装備を外して保管した
いつも元気に笑っていた、彼女の姿が目に浮かぶ・・・
すまなかった・・・
明日また綾波に、引き継いでもらおうな・・・朧
もうすぐ改造だったのに
電に続き、貴重な戦力を失ってしまった
我が鎮守府は現状、かなり弱体化している
暫らくは戦力向上に、努めた方が良いかもしれない
そんな事を考えながら、工廠を後にした
その後、深雪と望月を入渠させる為に呼び出す
望月「はぁ~しんど~」
彼女も連日の被弾で、かなり参っている様子だ
すまん、ゆっくり休んでくれ
俺には、それぐらいしか掛ける言葉が無かった
深雪「いたた・・まいったなぁ、名誉の負傷だよ」
ああ、良く頑張ったな、もう休んでいいぞ
深雪も頑張って空元気を見せているが
2日続けての敗北に、いつもの明るさはその影も無い
その後、自室へと戻る
今後の鎮守府の方針について、考えながら眠る事にした
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