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今朝は早くから、白雪が部屋に来た
どうやら、魚雷の装備を楽しみにしていた様だ、可愛い奴め♪
早速、お着替え室に行って、装備換装を行う
白雪「嬉しい、ありがとうございます」
素直で可愛いですw
これで白雪の雷装が3人の中で、1番高くなった
具体的には、睦月23、綾波32、白雪43である
こうして見ると睦月って弱いな・・・まぁ旧式艦だから仕方ないけど・・・
その後いつもの工廠へ、今日は2隻の輸送艦が出来ていた
南方泊地と北方泊地へ1隻づつ派遣する
これで南方も限界数になった、残るは北方だけだな
さて今日は何をするかで実は、まだ迷っている^^;
受けている任務は3つ、駆逐隊編成と出撃と砲戦練習継続である
いつもの俺なら練習なのだが、それだと数日は報酬が貰えない
そこで思案してみた、どうせなら出撃して報酬を貰い
あわよくば、艦娘を回収して編成任務もこなし
頭数が増えた所で全員で練習した方が、効率的にも良いのでは無いだろうかと
*艦これでは出撃して敵を倒した際に、新しい艦娘を得る可能性があります
問題は轟沈の怖さだが・・・しかし最近は練習をしても
錬度が簡単は上がら無くなってきているし
一度出撃を試してみるのも、いい頃合かもしれない
というわけで、初の出撃である!
命令をすると、3人の顔も引きしまった
流石みんな艦娘である、脅えた表情はそこには無い、みな戦う者の顔だ
ここで提督たる俺が、不安な顔をする訳にはいかない
俺「第一艦隊、出撃!」 俺が気合を入れて号令を掛けると
3人は、やる気に満ちた表情で出撃して行った・・・
出撃した先は、鎮守府正面海域
ここでは最近、敵の偵察部隊が度々目撃されている
まず、初戦の相手は駆逐艦1隻だ、こちらは3隻、何とかなる筈だが・・・・
睦月の初弾が命中、敵の体制が崩れた所に
綾波がとどめを刺して、無事勝利する事が出来た、MVPは綾波である
綾波「綾波が1番だなんて、嬉しいです、司令官のおかげですね」
何と、いじらしい子なのだろう、ちょっとキュンときたw
そんな事を考え、ニヤついていると、再度敵艦発見と報告が入る
イカンイカン、集中しなくては
二戦目、どうやら、偵察隊の本隊と遭遇した様だ
敵は軽巡洋艦1隻と駆逐艦3隻・・・まずいな、向こうの方が戦力的に上だ
それでも3人は、果敢に立ち向かう
初撃は睦月、軽巡洋艦に攻撃を当てる
しかし敵の装甲は厚く、ほとんどダメージになって無い
これは、かなり嫌な流れだ
続いて綾波の攻撃、敵駆逐艦を大破に追い込むも、とどめならず
軽巡洋艦の発砲、これに当たると今の3人では危険だ
綾波が寸前の所で回避する、冷や汗が流れる瞬間だ
だが体制の崩れている綾波に、続けて敵駆逐艦が発砲!
この体制からでは回避は出来ない、綾波に直撃する・・・
駆逐艦の1撃で、大破に追い込まれる綾波
まずい耐久残り2だ、次の攻撃を受けたら彼女は、もう助からないぞ
続けて、敵の駆逐艦発砲
しかしこの駆逐艦は、先ほど綾波が大破に追い込んだ艦であり
攻撃に勢いが無い、白雪が難なく回避に成功
返す刃で白雪が攻撃、別の駆逐艦を小破にした
その小破になった駆逐艦が、白雪に反撃する、命中!
しかし、この攻撃は白雪が防御に成功、小破でやりすごす
そして双方の魚雷が発射される、非常に危険だ
ボロボロの綾波は元より、軽巡洋艦の魚雷など当たれば
無傷の睦月でも、沈みかねない
3人の魚雷で敵駆逐が1隻沈んでいく、こちらは?!
まずい、敵の魚雷は3発とも綾波狙いだ
弱っている綾波に、とどめを刺しに来たか・・・
絶対絶命のその瞬間、綾波の表情が変わる
鋭い目つきに赤い瞳
まるで鬼神の様だ
そして信じられない速度で、３発の魚雷を紙一重で回避する
まさか・・・あんな体で、まだ彼女はあれ程の動きが出来るのか・・・
驚嘆する俺だが、その瞬間・・・回避した筈の綾波が崩れ落ちる
倒れゆく綾波を、慌てて睦月が支える
どうやら、気絶しただけの様だ・・・しかし
これはもう、さすがに限界だろう
俺は即時撤退の命令を下す
結果は・・・戦術的敗北・・・
だが十分だ、全員が生きて帰って来てくれただけで・・・
俺は安堵のため息をもらす
帰還を待つ間に、任務報告へと向かう
艦娘出撃、の任務報告を済ます
すると次は勝つ様にと任務が下された
そんな事は、どうでもいいさ
今はただ3人を休ませてあげよう
白雪と睦月の肩を借りて綾波が戻って来た、意識は取り戻している様子だ
俺は急いで、補給を済ませると
綾波と白雪を入渠させるべく、修理用のドックへと案内した
驚いた事に、瀕死の綾波ですら明日には回復するらしい
改めて艦娘の凄さを思い知らされるな
本日の戦闘で、それぞれの錬度が睦月7綾波6白雪6となった
色々と忘れられない1日となったな、寿命が3年は縮んだ気がする
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